1.PostScriptプリンタの追加
基本設定を行いますので、ファイルは開かず作業を行ってください。
1-1.Quark CMSの設定
アプリケーションを起動し、
Quark>>環境設定
=RGBのカラーマネージメントの設定=
環境設定ウィンドウで”Quark CMS”を設定します。
”カラーマネジメントを使用”にチェックを入れ、
”モニター”は「なし」、を選択し、”コンボジェット出力”、”色分解出力”は共に「Japan Color 2001 Coated」を設定します。
”ソリッドカラー”、”イメージ”の”プロファイル”は共に、「Adobe RGB(1998)」を設定します。
”レンダリングの対象”はプロファイルデフォルトを設定します。
※.epsのリンク画像は必ずあらかじめCMYKにしてリンクさせてください。書き出しの際CMYKに変換されません。
=CMYKのカラーマネージメントの設定=
”CMYK”のタブをクリックし、CMYKのプロファイルの設定をします。
”ソリッドカラー”、”イメージ”の”プロファイル”は共に、「Japan Color 2001 Coated」を設定します。
”レンダリングの対象”はプロファイルデフォルトを設定します。
2.PostScriptプリンタの設定
2-1.プリンタ設定ユーティリティの起動
アプリケーション>>ユーティリティ>>プリンタ設定のユーティリティ.app
2-2.プリンタプラウザ
プリンタリストのウィンドウで”追加”をクリックします。
プリンタブラウザのウィンドウでIPプリンタをクリックします。
”アドレス”で下記の数字を入力し、追加をクリックします。
「127.0.0.1」
プリンタリストに「127.0.0.1 一般的なPostScriptプリンタ」が追加されます。
QuarkからPDFを制作する場合は、このプリンタをデフォルトに設定します。
デフォルトに設定した場合、文字が太字で表示されます。
3.PDFの設定
Quark>>環境設定
3-1.環境設定ウィンドウで”PDF”を選択します。
”仮想メモリ”は「1024」MBとし、”デフォルト名”は「.pdf」を選択し、デフォルトのオプションをクリックします。
=レイアウト=
特に設定する必要はありません。(もしファイルを開いている場合は情報が表示されます)
=ハイパーリンク=
特に変更はないので、上記と同じであれば問題ありません。
=ジョブオプション=
”全フォトを埋め込む”にチェックを入れます。
次に”サブセット全フォントに対する割合”にチェックを入れ、100%であることを確認してください。
”圧縮”の部分は「手動ZIP(8ビット)」にし(”白黒画像”の部分はZIPだけです)、
”解像度”は「解像度を保持」を選択し、”テキストとラインアート圧縮”にチェックを入れます。
=出力=
”種類”は「コンボジェット」、”印刷カラー”は「CMYK」を選択します。
”トンボ”は「オフ」、”ブリード”の”種類”は「均等」、”値”は「3㎜」をそれぞれ選択します。
=OPI=
”OPIアクティブ”のチェックは外します。
=プロファイル=
”色分解”、”コンボジェット”は共に「Japan Color 2001 Coated」を設定します。
すべて良ければ、”OK”をクリックします。
4.PDFファイルを書き出す
ファイル>>書き出し>>PDF
保存先を任意で指定します。
新規ファイルで、設定がデフォルトの場合そのまま書き出してください。
アップデート、流用データ等の場合はデータの確認のため、下記に進んでください。
4-1.設定内容を確認する
アップデート、流用データ等の場合、設定が適用されていない場合があるので、上記の内容と同じであるか、必ず確認してください。
任意で設定内容を確認・再設定する場合は”オプション”から設定をします。